久しぶりに映画鑑賞レポートです!
スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディー・プレイヤー1』を109シネマズ二子玉川で観てきました!
二子玉がで映画を見るメリットが気になる方はチェック。
この記事見たら映画を見るなら二子玉川だってなると思います。
『レディー・プレイヤー1』あらすじ
舞台は2045年の近未来。人々は荒廃した現実世界から逃れるようにVR世界『オアシス』にのめり込んでいた。オアシスの中では好きな映画のキャラクターだって、ロボットだって、何にでもなれる。自分の好きな顔を作り込むことだって、性別を変えることだって可能。人々は寝るときとご飯を食べる時以外は全部オアシスで過ごす。そんな世界。
そんなある日、ゲームの創設者であるジェームズ・ハリデーが亡くなる。残されたビデオメッセージには「この広大な世界のどこかに鍵を3つ隠した。この3つの鍵を集めた資格あるものには総資産56兆円、そしてこのVR世界『オアシス』の全てをあげよう」と。
主人公はそんなオアシスでハリデーの遺産を求めるプレイヤーの1人。かなりのハリデーオタクで彼の愛したポップカルチャーに精通している。そんな彼が仲間と共にオアシスに隠された秘密を解き明かしていく。
そんな物語。
レディプレを観た感想
近未来の海賊王時代のような作品。VR世界に隠されたお宝を求め、人々はゲームを楽しみながら競い合う。現実世界で大きな力を持った企業とVR世界での自由を求めるプレイヤーたちの戦いは、スピルバーグ版サマーウォーズみたいな印象を受けました。
キャラと一緒に冒険して謎を解いていくというよりは、ただただ映像美や世界観に圧倒されるような感覚。VR空間も近未来な現実世界もディテールまで完璧に作り込まれていて最高でした。
様々な作品のキャラクターたちが画面内に入り乱れ暴れるシーンはゲーム、アニメやアメコミが好きな人にはたまりません。VRならではの現実世界との姿のギャップも面白いです。現実世界で主人公たちが集まったシーンとかオフ会っぽくて好き。(笑)
未来の現実世界は美しく保たれている場所と掃き溜めのような場所の格差がさらに広がっていて、しかもその距離が近い。でも届かない。だから諦めて人々はVR世界で希望を探す。VR世界で課金をし続けて債務者となった人々は、巨大な企業IOI社によって捉えられ、借金をただただ返済するだけの奴隷のように扱われる。ある意味ディストピア的な世界観。
そんな世界に異を唱える反乱軍なんてのがいる感じ、いろんなSF映画で観たなァ!って言いたいところですけど、今作ではその反乱軍にはほとんど焦点が当たりません。そこらへんはスピルバーグもわかってますね。基本的には現実世界でヒロインの登場を自然にさせるための舞台装置的な役割。
「悪徳企業VS反乱軍」って構図よりも「VR世界でお金を儲けたい企業VS自由を楽しみたいプレイヤー達」って感じですね。定番の「大人VS子供」には変わりないんですが。
でもなんとなく、悲しい作品という印象は強かったです。なんというか現実世界の荒廃した環境とかその他の問題は一切解決されていないのに、主人公たちはハッピーエンドな感じとか。物語的には悪徳企業を成敗できて、夢にまで観たVR世界も手に入れて、大金持ちになって、恋人もできて最高!って感じの爽快感はあるんですけど、うーん。って感じで自分は少しだけかすかなしこりが残りました。
オリヴィア・クックがめちゃめちゃ可愛かった。
あと、ヒロインのサマンサ役、オリヴィア・クックという女優さん、めちゃくちゃ可愛い。
見る映画の大体のヒロインに恋しちゃう僕ですが、この子はマジ。サマンサかわいい。
やっぱりIMAXは最高ってはなし
今回ももちろんIMAXで観ましたよ。そしてもちろんエグゼクティブシートで。109シネマズ二子玉川のメインIMAXシアターは7番なんですけど、その7番シアターにはエグゼクティブが2列あって、その中でも前の列のほうが好きです。
過不足なく視界いっぱいにスクリーンが広がって、本当に映画の一部に入り込んでるような錯覚に陥ります。鮮やかに描かれるVR世界ではなおさらのことで、登場人物たちがVR世界にダイブしていく瞬間には、自分もゴーグルを付けて違う世界を見ているような感覚。
これだからIMAXはやめられません。
こちらの記事ではIMAXの魅力を語っています。合わせてどうぞ。
次はインフィニティーウォー!!みるぞ!!全然座席予約取れないけど!