楽しい!私が考えるスノーボードの5つの魅力

どうも、こんにちは。

私、何を隠そうスノーボードが大好きでありまして、どうしてここまで好きなのか自分の中で整理したかったためにこの記事を書きました。

並べてみるとしっかりと腑に落ちますがスノーボードの楽しさってこれだけじゃないんじゃないかっていう感覚も付いてきます。

また何か思いついたらどんどん追加されていくお思います。
また、コメントでもあなたの思うスノーボードの楽しさをお教えください。

スノーボードの楽しさを羅列してみる

滑走によって得られる爽快感

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ご存知、スノーボードは滑走するスポーツです。
リフトに乗って山を登り、そして滑走し麓まで降りていきます。

めちゃくちゃ単純に考えればスノーボードとは位置エネルギーの消費です。
リフトによって高いところに登り位置エネルギーをため、滑走するとともに位置エネルギーを消費していきます。

ただそれだけなのですが、その消費する過程にえも言われぬ爽快感が存在するのが魅力です。

技能や条件にもよりますが時速100km以上で滑走することも可能ですし、車並みのスピードを出すことくらいならば割りと簡単に出せちゃいます。

そのようなある種非現実的な速度を生身で体感できることは大きな魅力の一つだと思います。

人間はレジャーに危険を求めるという話を聞いたことがあります。
リスクテイキングというやつです。
レジャーランドのジェットコースター然り、バンジージャンプやスカイダイビングなどもその一例です。エクストリームスポーツなんかもここに含まれますよね。

危険を覚悟し、それを回避する、乗り越えるという行為に人間は達成感を感じるのだといいます。

すごいわかります。
最初はスノーボードって怖いんですよね。両足が見知らぬ器具によって固定されているし、重いし、斜面は急で真っ逆さまに落ちていくイメージが見えるのも無理はないことです。

しかし、練習をし慣れていくと恐怖感なんてなくなっていき斜面を滑走するときの風を切っている感覚や、スピードをコントロールしかっこよくカーブできるときの達成感などが味わえるようになっていきます。

これは都会に住んでいては絶対に体験できない代えがたいものです。

練習でどんどん上手くなる、成長を感じられる

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これはどの分野にも言えることだと思いますが、自分の技能が上達している、成長が感じられる状況だと自然とそれに対して熱意も引っ張られるように上がっていきます。

技能と熱意が相乗効果で上昇していくんですよね。

技術を向上させる点において、私はリフトの存在って大きいなと感じます。

滑っているときに練習するのは当然ですが、リフトに乗っている間にさっきまで滑っていてうまく行ったところ、違和感を覚えたところや納得がいかなかったところを反芻して何が良くて何がいけないのかをしっかりと考えることができるんです。

次はこうしようとかのイメージトレーニングもしっかりできますし、余裕があればスマホでもう一度動画をチェックすることだってできます。

リフトに乗っている上から滑っている上手い人をじっくり観察もできますしね。

滑ってみて自分の滑りを確認した後、リフトに乗って修正点を考えてそれに合わせてイメージトレーニングをしてまた滑るというPDCAサイクルをガンガン回すことができます。
リフトで休憩しながら試行錯誤を重ねてどんどん上達できます。

これがもし、麓から山頂までの移動が時間のかからないもので、ただただガンガン滑るだけのものだったら、私はここまでハマっていないと思います。

雪山の近くに住んでいる人だったら別ですけど、たまの休みの日に遊びに行くことがほとんどだと思います。
そういう人はリフトの時間も限界までうまくなるために工夫して貴重な時間の効果を最大限発揮することをオススメします。
リフトを一回下りる度に毎回成長を感じられる、そんなスノーボードができたら最高ですよね。

ギアの調整が楽しい!

スノーボードの3点セットってご存知ですか?

  1. スノーボード本体 media-blitz-torstein-horgmo Snoubord DC Media Blitz Multi 14 e1490007973133
  2. バインディング
    45448 300x300
  3. ブーツ
    dialogue-wide

の3つがくっついて人間にスノーボードを装着することができます。

このバインディングという部分はネジでスノーボードにくっついており、様々な部分の位置や角度を調整することができるんです。

バインディングを設置する位置を変えることによってどれだけ足を開いてスノーボードに乗るか、どちらの足を前足にして滑るか、バインディングの角度を変えることによってどれだけ足を進行方向に向けるかなどこだわるととても細かい範囲まで自分専用に調整することができます。

とにかく滑りやすく、憧れているプロボーダーと同じように、滑りたいスタイルに合わせてなど自分にベストフィットする位置、角度を見つけるためにリフト一回下りる度に少しずつ調整を繰り返し徐々に滑りやすくなっていきます。

最終的にベストフィットの状態になると滑りやすさもかっこよさも桁違いに上昇します!

調整を繰り返して徐々に滑りやすくなる過程は自分の技術の向上とは別に自分の滑りが上達している感覚になれます。

先程も述べた成長する、上達しているという感覚がここでも得られます。

レンタルや購入した直後の状態はお店の人がもちろん調整してくれているのですが、その状態はあなたにジャストの状態であるとは必ずしもいえません。

あなたの滑り心地はあなたにしかわかりませんから。
なのでぜひ、レンタルや購入をしたら自分でギアの調整をしてみてください。

意外と簡単にできますよ!

「競わない」スポーツであるということ

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スノーボードに基本的に「相手」はいません。

球技など対戦相手が存在することを前提としたスポーツとは違い、自分がどれだけ綺麗に滑れるか、かっこいいトリックを決められるかが目標となります。

はい、ここで疑問に思った人もいるでしょう。
もちろんご存知の通りスノーボードはオリンピック種目でもあり、毎年全世界で様々な大会が行われていることからも分かる通り、厳密な意味で「競わない」というわけではありません。

私が言いたいのはスノーボーダーの相手は間接的には人間ですが、直接的な相手は**雪や自身のスノーボードのみ**である、ということです。

プロのスノーボーダーの大会では対戦相手と戦うというものではなく例えばフィギュアスケートのようにどれだけ高い点数を取ることができるか、という点でライバルと競います。

簡単に言うとどれだけ難しい技をどれだけ綺麗に決められるかが得点の基準です。
要はどれだけかっこよく滑れるかということです。

さらに、プロのもう一つの仕事としてフィルミングと言うものがあります。
フィルミングというのは町中で階段の手すりを滑ったり、山の頂上から大ジャンプを決めている映像を撮ることです。

スポンサーの依頼に応じてフィルミングを行うことがプロスノーボーダーの仕事の一つです。

プロでもどれだけかっこよく滑れるかを日夜追求しているだけなんですよね。
なおさらアマチュアの自分たちも純粋にスノーボードそのものを楽しめるのだと思います。

その登場人物はあくまで自分と雪とスノーボードのみ。
そして大会では点数という評価により間接的に相手が存在しているようにみえるだけなのです。

次に述べる友達と遊ぶという話とは少し矛盾するようですが、孤独に自分に向き合い続けることが確かに魅力なことも間違いないです。

誰かと競う必要はないぶんとにかく自分の滑りを高めることに集中できます。
周りの人間なんて関係ないのです。

このことはいろんな種類の趣味でも言えることだと思います。

友達と遊んで楽しい!

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上であんなことを述べましたがスノーボードは友人と一緒にももちろん楽しめます!

最近はGoProなどで簡単に動画が撮れるので、かっこいいシーンをお互いに撮りあってSNSでシェアすれば遊びに行った後もずっと楽しめますよね。

スノーボードをするのが初めてという人も一緒に行く人が上手ければ教えてもらえますし、そこでハマればこれからも何回も一緒に遊びに行くでしょう。

ちょっと気にになるあの子にも優しく教えてあげることができれば距離もグッと近くなっちゃうかも!?

周りで滑っている上手い人にどうやってうまく滑るのか聞くのは少し恥ずかしくてはばかられますが、友達なら気軽に聞けますよね。
お互いに教えあってどんどんうまくなれます。

ちょっと上達してきたらお互いにトリックを出し合ってお互いにその真似をする、なんていうのも楽しいですよ。

都会に住んでいる方にとってはスノーボードをする場所である雪山に行くためには結構移動時間がかかります。

その長い時間を一緒に過ごしても楽しい人とだったらとても楽しい時間になりますね。

まとめ

どの趣味にも言えることですが、最初は何もわからないし、滑れないしでつまらないものです。
でも、もっと上手くなりたい。どうやったらできるようになるんだろう。って悩んでどんどん成長していく過程こそがスノーボードの醍醐味の一つだと思います。

風を切り裂いている感覚もジャンプをして一瞬空を飛んでいるような感覚もやはり多少は上達しないと得られるものではありません。
そういった感覚はできるようにならないと得られませんし、できない人に言葉で説明してもどこか掴みきれないものになってしまいます。

しかし、練習を繰り返せば必ずできるようになります。
そこで徐々に出来るようになる過程、できたときの達成感を楽しめる人にとってはスノーボードは最高の趣味になります。

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About the author

日本の大学を休学してスノーボードするためにノルウェーで1年間生活。腰椎分離症になってしまったため、現在は様子を見ながらニセコで滑っています。プロでもなんでもないですが、行けるとこまで行ってやろうと毎日滑ってます